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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 NONA REEVES / TRICERATOPS 『SUNKING 3rd Anniversary SUNKING ON THE BLOCK LIVE!!!』   

5/31(金)。
NONA REEVES / TRICERATOPS 『SUNKING 3rd Anniversary SUNKING ON THE BLOCK LIVE!!!』@LIQUIDROOMに行ってきました。
NONA REEVES / TRICERATOPS 『SUNKING 3rd Anniversary SUNKING ON THE BLOCK LIVE!!!』_a0023085_0124081.jpg
ほぼ同期のこの2組、以前からとても仲良しだったのに、東京での対バンは今回が初めて。
昨年の浜松での対バンの評判を聞いいていたので、今回は絶対に見逃せない!!
……しかしなにゆえ、月末の金曜日なのよ!?絶対休めないじゃないか!
でもやっぱり遅れたくなくて、1時間早退することにしたものの、なぜかその1時間の時刻指定で仕事が舞い込み続けるトラップ。。
あのー、私、7時間は会社いるはずなんですが、なぜにその1時間を狙い撃ちするんでしょうか(泣)。

それでもなんとか脱出して、開場前に到着。
なにげにリキッドルームは久しぶり(1年前のレキシ以来っぽい)。
リキッドルームは後ろのほうで観ることが多いのですが、この日も翌土曜日の休日出勤が決まっていたため、後ろでのんびり、でも一瞬も見逃さない覚悟で、観ることにしました。
いやーしかし、みんながまだ働いているかと思いながら飲むビールは美味しいよね(笑)。


19時開演。
三軒茶屋にあるバー『SUNKING』の3周年記念のイベント、ということで、バーのオーナー兼主催者の、NONA REEVES郷太くんの弟、阿南くんがご挨拶。
今回の対バンの経緯について、郷太くんと激似の声と語り口で、話してくれました。
「3周年イベントはどうしよう?」と小松さんに話したところ、珍しく「やりたいことがある」と。「TRICERATOPSと一緒にやりたい。(前回対バンした)浜松でやり残したことがある!佳史くんとのツインドラム!!!」と!!
小松さんのそんな熱い思いからスタートし、唱くんに「O-Westあたりでやろうと思ってる」と相談したところ、「ツインドラム、せっかくだからもっとたくさんの人に観てもらいたい!!」と言われ、今回、リキッドルームで開催されることになったそうです。
みんなが熱望して実現した今回の対バン、それだけでも胸が熱くなっちゃいます。





【第1部】NONA REEVES

01. P-O-P-T-R-A-I-N
02. Weee Like It!!!
03. Mr. Melody Maker
04. マンドリン・ガール
05. ENJOYEE!(YOUR LIFETIME)
06. LOVE ALIVE
07. 休もう、ONCE MORE

まずは第1部、NONA REEVESから。
メンバーはお馴染み「ノーナ7」、豪華です♪
後ろにいたトライセラファンと思われる方たち、「あれ?シゲや!なんでいるの?」「シゲかっこいいー!!」と、熱烈なシゲコールを送っておりました(笑)。

曲はほぼ『POP STATION』から。
唱くんが好きだとつぶやいていたWeee Like It!!!マンドリン・ガールもやってましたね。
そのマンドリン・ガール、ライヴで聴くのは初めてだったんですが、CDの印象とはまるで違っていた!
静かに始まり、三拍子?六拍子?の心地よいリズムに身を任せていると、いつの間にか、熱く激しく、知らない場所まで連れてこられちゃったような感覚に。
いーちゃん(この日33歳の誕生日!)のパーカッションがめちゃカッコよかった!!!
「マンドリン」パートはオッケンさんのギターが担当するんだけど、これがまた熱くて激しくて、オッケンギターの魅力がこれでもかっ!と。
これはホント、ライヴ映えする曲ですね!!

そこからのENJOYEE!からLOVE ALIVEのものすごい盛り上がりは、もう言わずもがな。
そして休もう、ONCE MOREは、ホントに大好き。
特に2番のオッケンさんのボーカルがツボすぎです(笑)。
みんなで歌って、暖かい気持ちになって、あっという間にノーナ終了。
MCは少なめで、今日のライヴができて嬉しい、そしてこれから凄いことが起こるぞ!と、というようなことを言ってました。


【第2部】TRICERATOPS

01. King Of The Jungle
02. Silly Scandals
03. Happy Saddy Mountain
04. 何気ないSUNDAY
05. 1000 LOVE
06. FEVER
07. FUTURE FOLDER

セットチェンジの時間(30分くらい?)をはさんで、第2部のトライセラ。
3人ともスーツ姿、やっぱりカッコイイな!!
1曲目からものすごい盛り上がり!!
人の波の揺れが大波になってた!!
トライセラ、昔はめちゃめちゃ聴いてたんだけど、しばらく聴かなくなってて、最近また聴くようになってきた、という感じの私。
それこそ、ノーナを知る前から、毎日車で聴きながら、大声で歌ってたんだよなぁ。
『TRICERATOPS』から『THE GREAT SKELETON'S MUSIC GUIDE BOOK』、その後のIfが大好きで、あとドラマの主題歌だったFall Againも大好きで。
そんな訳で、やはり何といってもFEVERに大感激してしまいました。
イントロ聴いただけでうわぁぁぁ!って。
それまでも当然、本物のトライセラだったんだけど、「うわぁ、本物だ!」って思ってしまった(笑)。
「ノーナの3人と出会った頃に作った曲」、って聞くと、さらに感動が増しますね。

唱くんもあんな人なので(?)、MCもおもしろかったです。
話の途中でも、次にしゃべりたいことができちゃうと、そっちを話したくなってしまうって……子どもか!?(笑)。
やはりノーナと同じく、この日の対バンがとても嬉しい、と語ってました。
(唱くんと郷太くん)は音楽的ルーツはものすごく近いんだけど、その打ち出し方が違うためか、知り合って長いのに、同じイベントに呼ばれることもなく、この日が初の東京での対バンライヴに。
この機会を作ってくれた阿南に感謝!……ということで、急に「サンキングに行ったことある人はどれくらい?」という調査がスタート。
「行ったことある人~?」「少なっ!」「でもほら、東京以外の人もいるから……東京以外の人~?ほらねー」「じゃあ、東京の人~?……行きなよ!!!」
なんていう3人のトーク、さすがのチームワーク!
そして「敷居が高いと思ってるかもしれないけど、こじんまりしてて、店にいる人みんなでしゃべる感じだよ。あと、郷太くんもよくいるし……いなくても、世界で一番郷太くんに近い、阿南は必ずいるから!俺(唱くん)でもなく、林でもなく、もちろん佳史でもなく、一番近いのは阿南だから!」と、ものすごい角度から、来店をおすすめしていましたよ(笑)。


【第3部】TRICERAREEVES

01. 三年
02. Walk In The Park
03. How Deep Is Your Love(Bee Gees)
04. Where Is The Party
05. Believe The Light
06. Smooth Criminal(Michael Jackson)

再びのセットチェンジののち、第3部スタート。
まずは郷太くんと唱くんが登場。
「ノーナもトライセラも(俺のギタープレイ以外は)名プレイヤーが揃っているので、相当なムチャぶりも大丈夫なはず!」という郷太くん。
「ここから、頭のHDDのデータを削除して、記憶できるように容量空けといて!」と言う郷太くんの言葉に嘘はなかった!!!
ここから、なんかもう、最高とかそんな言葉では言い表せないくらい、もの凄いものを目撃することに!!!

2人ともアコギを持ち(郷太くんは椅子に座って)、「オシャレにつなげた」(by唱くん)2曲を。
三年、で唱くんが歌いだしたとき、何の違和感も感じなかったのは私だけではないはず!
自分でも「俺が作ったんじゃないかと思う」なんて言ってたけど、うん、そうかも(笑)。
2人とも、作曲家としての好みが合うなぁ、と思っているらしく、お互いを本当に好きだってことがにじみ出てました。
やはり、音楽的なルーツが一番近い、と言い切れるくらいの2人ですもんね。
「トライセラに出会えて本当に良かった!続けてきて良かった!」と語る郷太くん、本当に嬉しそうでした。
そんな2人、声の相性も抜群!!
唱くんの甘い声と、郷太くんの透明感がある真っ直ぐな声。
Walk In The Parkのハモりとか、もう泣きそうなくらい綺麗でした!!
けどやっぱり和田唱節は強烈なんだよね……唱くんの「君は僕の大切な友達さ~」っていうフレーズが忘れられないもん。
あー、思い出すだけでもニヤニヤしちゃうわぁ。


唱くんが小松さんとオッケンさん、郷太くんが林くんと佳史くんを呼び込んで、ステージ上にはトライセラとノーナの6人が勢ぞろい。
わわわ、小松さん、スーツに着替えてる!!
ノーナの時は、郷太くんもオッケンさんもジャケット着てた中、ひとりラフなチェックのシャツだったのに……さすがに小松さんの思いで実現したライヴ、正装ですよね。
入学式に来たお父さん風の、着慣れてない感じがフレッシュです(笑)。
「トライセラとノーナはルーツは同じでも打ち出し方が違う」という唱くんの言葉を思い出してしまったのは、私だけ!?


6人揃ったところで、オッケンさん(サンキングキャップが似合ってる!)が唱くんのアコギを持ち、あれ?他のメンバー、楽器は!?……と思っていたところ、なんと!!!全員で歌いだしたではありませんか!!!
ステージ前方に一列に並んで、え?ハンドマイクで歌っちゃうの!?
何このコーラスグループ!?
曲は映画「サタデー・ナイト・フィーバー」からHow Deep Is Your Love
「佳史くんも小松さんも、歌うドラマーだよなぁ。林くんも高いキーでハモるんだなぁ。」なんて、第1部2部を観ながらぼんやり思っていたけれど、まさかその歌声がフィーチャーされるとは!!
予想外!まさに予想外!!!
で、めっちゃ上手いの。
6人並んじゃってるし、みんな歌っちゃってるし、ギターも鳴ってるし、もうどこをどうやって観たらいいのやら……目移りするとは、まさにこのこと!!
ただ、手ぶらでもなんとなく様になってるトライセラチームに対し、小松さんの微妙な動きが気になって仕方がなかったです(笑)。
ああああーもう、サプライズにも程がある!!!

そしてついに!ついに!念願のツインドラムが実現!!!
曲が始まる前から、嬉しさがにじみ出ちゃったのか、フライングで2人が叩き始めちゃっています。
そして曲は「たくさんのパーティ?イベント?が行われている中で、一番盛り上がっているのはどこですかー?」という郷太くんの煽りで、Where Is The Party
イントロのツインドラムの迫力でもう、心を持って行かれた!!
シゲがソデからツインドラムの勇姿を撮っていましたよ(笑)。
そのイントロ、林くんのベースと唱くんのギターが乗るだけで、ノーナ曲がトライセラの色に染まるマジック!!
曲が終わっても、「Where Is The Party?」「Party!」のコール&レスポンスを続けてしまう唱くん(笑)。
楽しかったよねぇ!!!

「TRICERATOPS with ノナ」なんて郷太くんが言ってた意図は伝わらず、唱くん「いや、TRICERAREEVESで!」という素晴らしい命名をしてくれちゃいつつ、次はBelieve The Light!!!
イントロだけで「きゃぁぁぁ!」と絶叫してしまった(大好きゆえ……)のは、私だけではなかった!
あのかっこいいイントロと、あの赤い照明、一生忘れない光景だろうな。
とにかくもう、カッコイイ!!カッコイイ!カッコイイ!!!
ツインドラムの音圧!!キレ!!気持ちよさ!!
キレッキレのギター!!
そして郷太くんのシャウト気味のロックな歌声!!
それぞれのソロパートもめちゃくちゃカッコよかった!
郷太くんもエレキギターを持ってギターソロ!!
こんな場面、初めて観た!!!
そして、郷太くんの言葉(俺のギタープレイ云々)が軽い前フリになっていたのね(笑)。
名うてのミュージシャンの最後に、よく頑張りました!!……と思っていたら、まさかの「もう1回!」って、唱くん……(笑)。
2巡目もギターソロ?と思いきや、なんと「オーーー」と美声を張り上げて乗り切った郷太くんでした。
すべらんなぁ(笑)。
とにかく、めちゃくちゃかっこよくて、それでいて面白くて、もうホント、すごすぎる!!!
郷太くんの「キちゃったのんじゃない~?」の言葉、全肯定!
キタ!キタ!キタ!

最後はノーナ7のメンバーも登場、ステージ上は10人!!
ツインドラムにツインベース!!
そんな超豪華編成でSmooth Criminal!!
郷太くんと唱くん、長い逆風の時代でも好きでい続け、ここ数年の急な強風に倒れそうになりながらも、マイケル・ジャクソンを「粛々と」好きでい続けている2人。
周りにマイケル仲間が皆無だった頃に、2人が出会い、お互いに「本当にいてくれて良かった」と思ったそうです。
そんな2人だからね、急に手のひら返したように好きですと言っている訳ではない!と。
郷太くんは「僕の立場上微妙ですが……イモータル超えます!」宣言!
曲はもう……何て言ったらいいんだろうか?
最高、とかそういうレベルをはるかに超えて、凄すぎた!!
ずっとマイケルを好きでい続けた2人だからか、ユニゾンで歌う歌い方、息継ぎ、言葉の乗せ方……すべてがピタリと合っている奇跡!!
ツインドラムとツインベースが織り成す、恐ろしい程の圧力と迫力!!
オッケンギターと和田唱ギターの激しい競演!!
はぁぁ、もう幸せです!!!

そして、終演。
真っ先にハグする小松&佳史。
遠目では、小松さんの目がうるんでいるように見えました。
そして次々に肩を抱きあうメンバーたち。
そんな光景、観てるだけでも、うるうるきちゃうよー。
最後に、10人が1列に並び、手を取り合ってご挨拶。
感動的なラストだったのに、端っこの方では、シゲがいーちゃんと手を繋ぐことを拒否し続ける……というコントが繰り広げられていました(誕生日なのに!)。

客電がついても、アンコールの拍手が鳴り止まないフロア。
「本日の公演はすべて終了です」のアナウンスに、拍手が起こりました。
みんな、あんな凄いセッションの後に再びアンコールがあるとは思ってなかったかもしれないけれど、それでも「ありがとう」っていう気持ちを伝えるために拍手をし続けていたんじゃないかなぁ、なんて思いました。
暖かかったな。
そして、会場から出るお客さんたちが、興奮した口調で「最高!」と言い合っていたのが印象的でした。


そんな訳で、なんか、もう、胸がいっぱいです。
第1部も第2部も、それぞれそれだけでも十二分にカッコよくて大満足だったのに、第3部の「もの凄いものを観てしまった」という衝撃。
一生忘れられない夜になりました。
けど!できることなら!またこの2組のセッションを観たいのです!
相思相愛のこの2組、また観たいのです!!

by kazumi7311 | 2013-06-02 00:07 | Live Report

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