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無料のおもしろネタ画像『デコじろう』用アイコン02 真心ブラザーズ『WE ARE SO GREAT!~俺たち、エライよね~』最終日   

6/29(日)。
真心ブラザーズ ライブ・ツアー『WE ARE SO GREAT!~俺たち、エライよね~』のツアーファイナルに行ってきました。
場所はEX THEATER ROPPONGI
歩いてたら、急にギラギラした電飾が出てきてビックリ!
真心ブラザーズ『WE ARE SO GREAT!~俺たち、エライよね~』最終日_a0023085_23520799.jpg
真心ブラザーズ『WE ARE SO GREAT!~俺たち、エライよね~』最終日_a0023085_23521083.jpg
予報に反して晴れてたんですけど、私が出掛ける頃には、黒い雲と雷が……六本木駅に着いた時は、そこそこの雨が降ってました。。
けど徐々に空が明るくなってきて、会場に入るころには雨もあがってました。
さすが晴れ兄弟!!

今回、初めて行く会場だったので、いろいろ勝手が分からず……。
入場待機は屋上だったのですが、屋根がある部分もあるにしろ……雨降りはイロイロとキビシイよね。。
入場するとすぐ、水orお茶のドリンクコーナーがあって、これしかないのか?と思って引き替えてしまったけど、B2にドリンクカウンターがあった模様。
アルコール!!(泣)
そして、水orお茶を引き替えた人にはもれなく、チーズケーキorチョコレートケーキがついてくる、という斬新なシステム!!
お腹すいちゃったので食べたけど、冷えてて、濃厚で、おいしかったです(笑)。
真心ブラザーズ『WE ARE SO GREAT!~俺たち、エライよね~』最終日_a0023085_23521538.jpg
それにしてもこの会場、待機場所の2F屋上からB3まで下らされるので、入場してから会場に辿りつくまで、かなり時間がかかります……帰り(出口は1F)は特に、エスカレーターが大混雑!!
誰かが「大江戸線並みに歩かされる」って言ってたけど、まさにそんな感じ!?
とはいえ、新しい会場、かなり綺麗だし、音もバランス良いし、観やすかったです。
形としては、zeppを小ぶりにした感じかなー?
1段上がったところで観てたけど、ステージとの距離も結構近く感じましたよ。
あと、コインロッカーは会場の外にもあったし、入場してからも大量にありました!

入口付近。ここが1Fです。待機場所は階段上って屋上。フロアはB3階!!
真心ブラザーズ『WE ARE SO GREAT!~俺たち、エライよね~』最終日_a0023085_23521293.jpg

開場中のBGMは、桜井セレクトかな?
「君に胸キュン」から始まり、山下達郎、竹内まりや、大瀧詠一、オリジナルラブなどなど、シティポップ的な曲がずらり。
思わず口ずさんじゃってました。


18時開演。
MCハマーの名曲U Can't Touch Thisで登場。
わー、てことはあのコーナーも!?

YO-KING先生、革ジャンをお召しになられています。。
カッチカチな感じが良いですね。
そして桜井さんは濃い色に白の大き目ドット柄のポロシャツ。
良かった、ニットじゃなくて(笑)。
ていうか、熱さ我慢大会は、YO-KING先生に引き継がれたってこと!?

この日のメンバーももちろん、真心ブラザーズ2人に、ドラム:伊藤大地、ベース:岡部晴彦の「Low Down Roulettes」!!
初日に観た時よりも、俄然バンド感を増して、ものすごい演奏を繰り広げてくれました!!


【セットリスト】
01 消えない絵
02 高い空
03 Sometimes時々
04 Son of the Sun

05 ふっきれてる
06 マイ・バック・ページ
07 わけ(桜井新曲)

08 風をうけて(仮)(YO-KING新曲……保険のCM曲です)
09 夕凪
10 OH MERCI
11 マイ・リズム

12 LOW DOWN ROULETTESのテーマ
13 どか~ん
14 I'M SO GREAT!
15 人間はもう終わりだ!
16 東京ひとり
17 忠告
18 紺色
19 明日はどっちだ!
20 スピード

EN01
01 ENDLESS SUMMER NUDE
02 Keep on smiling

EN02
荒川土手


消えない絵から既にフロア沸騰!!
高い空では、言わないけどね、文明さんのことを思い浮かべてみたりして。
Sometimes時々ていういい感じに力の抜けた曲を、最高にロックなバンドが演奏するとこうなるのか!!
そしてSon of the Sunでは、YO-KINGさんがハモるところに意識が集中!!真心感!!

「4曲が致死量!」ってことで、さっそく革ジャンを脱ぐYO-KINGさん。。。
地方の会場だと、本気で致死量のとこもあったらしい……今日は「そんなに暑くない」とは言ってましたが。
そしてなぜか、エセ関西弁絶好調!!
「このツアーではトータスが憑依している」らしいです……「せやな、せやな!」連発のYO-KINGさん。。。

1997年の曲ふっきれてる
ライブではあまり演奏されないレア曲……このツアーで初めて聴いたかも!?
この曲の照明がすごくカッコよかった!!
基本暗めで、全体的に緑色で、フレーズに合わせてピンスポがスイッチされて……スタイリッシュだったなぁ。
YO-KINGさんは「ふっきれてる」を全部歌わなかったので、ギターの演奏を聴く形に。
余白があって、私好みでした。

マイ・バック・ページは、イントロのおなじみのフレーズ前に、桜井さんのギターが入ってました。
こんなイントロ、初めて聴いたかも!?
新鮮な驚きがいっぱいだ!!

桜井さんが歌う新曲わけ
「彼女を好きなのにはわけがある~」っていう、桜井さんっぽい、かわいらしい曲。
YO-KINGさんによると「こういう桜井の嘘くさい(!)純情ソングは、真心の武器!」だそうです(^^;
続くMCでYO-KINGさんに「俺、自分のことでいっぱいいっぱいで、歌詞ちゃんと聴けなかったんだけど……彼女が好きなのにはどんなわけがあるの?答えって歌ってるの?どのあたりで?」と訊かれ、頭から歌詞を朗読される羽目に陥る桜井さん。
「やめて!!」とめちゃくちゃ恥ずかしがってました……つくづくヒドイな、YO-KING先生(笑)。

ツアー回りながら新曲がどんどんできて、25周年期間中には新しいアルバムを出したい、と話す桜井さん。
今度はYO-KINGさんの新曲披露。
「保険のCMで流れてる曲に歌詞をつけたんだけど、"あーあれね"っていう人もいると思うから、1番はCMと同じくラララで歌うね」って……斬新!!
「アルバムに入る時にも、1番はラララのままかもね」という桜井さんに、「それは変!“北の国から”のテーマにも、2番から歌詞がついてたらおかしい!」と、ちょっと歌ってみせるYO-KINGさん。
桜井さん、即興で「じゅん~ほたる~ごろーう~……いしだあゆみ~」って、なぜか最後は芸名に!!
そんな風をうけて(仮)、バンドで演奏すると、ほっこり楽しい感じになるね。
アルバムに入る時は、歌詞に注目だ!!

このブロックは、ちょっとしっとりした曲が中心。
夕凪なんて、私が大好きなYO-KINGさんの歌声がぎっしりの曲だもんなぁ……ありがとうございます!!
ただ、この日はちょっと高音出にくいのかな?と思ったりしたんだけど……最終的にはめちゃ声出てたきがする。
さすがだ。

OH MERCIのこの感じ。
この3拍子。
何気なく歌っちゃってるこの感じ。
全然狙ってない感じのこの演奏。
大好きです。

マイ・リズムは私のフェイバリットの中でもいつも上位にいる曲。
余白のあるリズムに、グッとくる歌詞。
そしてゆったり始まったのに、いつの間にかグイグイ引きこまれて、前のめりになっちゃう感じ。
このバンドだからこそ、そのグイグイ引っ張られる力が強くて、いつの間にやら夢中です!!
リズム隊の力強さと、それに引っ張られたおっちゃんたちの力強さと。
ロックな桜井ギターにも、改めて痺れました!!かっこいいなぁ、オイ。
最高のバンドですね!!
イントロで、桜井さんとハルくんが至近距離で合わせてるところ、良い光景でした。

MCでは、各地を巡ってきたバンドの思い出など。
「ハルくんはホントによく食べるよね。打ち上げでも、ハルくんと大地くんは、真っ先に白飯を貰ってて……体重増えたりしなかった?」という桜井さんの問いに、
ハル「6kg増えました!」
大地「俺は3kg!」
……成長したねぇ(笑)。
YO-KINGさん「エンゲル係数が高いミュージシャンを連れてきちゃったから、マネージャーがヒーヒー言ってます」なんて言ってたけど、いっぱい食べてくれる後輩は、良い後輩ですよね~。
そんなハルくんはバンドを14コやっていて、若手バンドをプロデュースしたりもしているそう。
「俺らからすると若手だけど……中堅だね?じゃあ俺らは……老舗!?」ってYO-KINGさん、ちょっと違う気がする(笑)。
桜井さんが「地球三兄弟で一緒にやって最高だったので、おーしゃんに内緒で今回誘った」という大地くんも、いろんなバンドにひっぱりだこ。
真心が内緒にしてたはずの、当の“おーしゃん”とくるり岸田くんとのバンド、サンフジンズもやってる大地くん。。
「真心とおーしゃんと、どっちとるんだ?っていう板挟み!それも中堅っぽいよね」と言われてました。
よっ!人気者っ!!

するとおもむろに桜井さんが例のフレーズをギターで弾き始めた!!
キタ!LOW DOWN ROULETTESのテーマ!!
各地でいろんなネタをやってきて爆笑を巻き起こしていたと噂には聞いていたのですが、この日はなんと、真心2人が「ワールドカップ」ネタで大スベリ!!!大惨事!!(笑)
そこをハルくんが「6kg増えて、2kg戻った、おいしかったです」とさっきのネタでナイスカバー。
大地くんは「このコーナー、20回やってると、恥ずかしくない!」と頼もしい発言。
そしてそうだ、これはMC小宮オマージュだった、と思い出させる「倦怠期です!」でシメ。
楽しい!!
そういえば、大地くん、広島では巨人ファンだと言って、巨人に首位を奪取されたばかりの広島ファンに大ブーイングを受けた、なんて話も(^^;

そう、そして桜井さん、「どんなにスベっても、1分半のこの曲があるから怖くない!!」と、どか~ん!!
踊れ踊れ~!!
沸騰したところにI'M SO GREAT!
「GO!GO!」で拳を突き上げ叫んで、「I'M SO GREAT!」の大合唱!!
ハルくんが煽りに煽り、桜井さんのギターソロがさく裂!!
大地くんのビートが踊らせる!!
YO-KINGさんの歌が心に響きまくる!!
最高!!楽しい!!!

ここからの後半戦は、息をつく間もないほど。
ノンストップで8曲!!
「ロックバンドってこういうこと!!」っていう魂を観たような気持ち。

そんな中になにげに入れられた、ミディアムテンポの東京ひとりに、心を持っていかれました。
さらっとした曲なのに、演奏は最高にドカドカしてて。
耳がキーンとなるほど、ベースもドラムも、桜井さんのギターも音がデカくて。
だからこそ、歌詞が自然に心に響いてきました。
いわゆる「泣き曲」が苦手な人間には、こういうのがヤバイんですよね。。

忠告も、レゲエのゆったりしたリズムで始まり、桜井さんボーカルもあったりして、落ち着いて聴く感じなのかと思いきや、後半のあの演奏は何だったんだ!?
ハルくんのベースがうなり、大地くんのドラムが暴れまくる!!
あのドラムの力強さたるや!!
そして次の紺色のリズム隊も、大爆発!!
耳が、目が、持ってかれる!!!
ロックバンドだ!!!
そのドカドカうるさいロックンロールが鳴り響く中で、歌詞がやけにドスンと響いたのです。
「単純なことを複雑にしないでよ 複雑なことを単純にしないでよ」
ありのままを受け入れる!そういうことだ!!
明日はどっちだ!は、観てるこっちも魂ぶつける勢いで!!
「負けねーぞ!!」がひときわ力強かった気がするな。
幸せな時間でした!!

本編最後はスピード
既にものすごい熱気のフロアの温度を、更にまた上昇させた!!
「だるい感じ~!」だけで「キャー」ですもん。
「スピード~もっともっと速い!」では手を挙げて歌っちゃいますもん。
「ヘイ、よーち!」はみんな叫んじゃいますもん。
最高最高最高!!!
この曲を、こんなに最高にしてくれるローダウン・ルーレッツ、最高最高最高!!!



熱狂の渦とはまさにこのこと!!状態で、本編終了。
熱かった、暑かった!!
それにしても、おじちゃんたち、なんて体力あるんだ!?


アンコール。
「真心ブラザーズには、国家予算の半分を占める、夏のヒット曲があります!」という嘘で、まさかのENDLESS SUMMER NUDE!!!
4人編成でエンドレス~なんて、なんてレアすぎる!!!
桜井さんとハルくんの、ベースのあのイントロのユニゾンで始まるルーレッツ版エンドレス、カッコ良かったなぁ。
普段は鍵盤が鳴っているところを桜井さんソロが彩ったり、サビでホーンズが腕を振って誘導してくれるところを、YO-KINGさんがゆるーく手を振ってくれてたり。
このバンドならではの、ゴツゴツしたロックなエンドレス、堪能いたしました!

お知らせ。
ハルくん「にぃさんたちのCDの片隅で、僕のバンド“ネモトラボルタ”のCDが売ってます。売切れたら褒められます」とのこと。
「7月最後の日曜って、何日ですかね?」という大地くんに、「グレートがいたら、食い気味にすぐに教えてくれるのに」とYO-KINGさん……確かに、目に浮かぶ(笑)。
その7月最後の日に、事務所「10TONES」所属のミュージシャンが、細野さんや幸宏さんなどの大御所(そのほかは大御所すぎて忘れたらしい……)に挑む、というイベントが日比谷野音であります、とのことでした。

そんなお知らせタイムに、ふと思い出しちゃったYO-KINGさん。
I'M SO GREAT!のときかな~?ハルくんソロで前に出てきて煽りまくってるのをカメラマンさんが写真撮ってたの。そのすぐあとが桜井のソロだったんだけど、全然写真撮られてなかった!!それが、めちゃくちゃおもしろかった!」とのこと。
ハルくん平謝り……けどこれが初めてではないらしく、函館では、お立ち台にYO-KINGさんより先に乗っちゃって、慌ててYO-KINGさんも乗り、全然見せ場じゃないけど、桜井さんも続いて乗っちゃった、なんてこともあったらしい。
いいね~この末っ子感!!
そして、ハルくんのとびっきりの笑顔に、お客さんみんなメロメロになってたよ!

桜井さんに「君はツアーが終わるのが寂しくて、ギターを持たないのかい?」と言われ、やっとギターを手にするYO-KINGさん……進行わすれてたよね(笑)。
「俺がギター持ったら終わっちゃうじゃないか!バカヤロウ!このなで肩ヤロウ!!」と八つ当たりするYO-KING先生、かわいかったね。
そして最後の曲、Keep on smiling
キメキメプレイを写真に撮ってもらえなかった桜井さん、あからさまなカメラ目線!!
ピースサイン出してたよ(笑)。
この写真ですね~♪)
カメラマンさんも申し訳なく思ったのか、執拗なまでに桜井さんを追いかける!!
おかげで笑いの絶えない曲になりました。
うん、キーポンスマイリン!!!

最後は全員でごあいさつ……と思いきや、なんかポーズとり始めてる!?
YO-KINGさんの「コマネチ」に乗っかって「だっちゅーの」を繰り出そうとした桜井さん、YO-KINGさんの「やっぱやめた」に「俺の寄せた乳は!?」とブーイング(笑)。
続いてYO-KINGさん、両手を上に掲げて「ワールドカップのトロフィ」のポーズ!!
それに合わせて、ボールを支える3人……何だこれ!?(笑)
しかもこのポーズで静止したまま動かない!!長い!!
そんな訳の分からない最後のポーズで、ツアー最終日は終わっていったのでした。。。
なんだこれ!!大好き!!!

鳴りやまない拍手に、真心2人再登場!!
アコギで荒川土手
急にやることになっても、すぐ準備できちゃう桜井さんに「さすがー!」とYO-KINGさん。
「途中で止まったらごめんね」なんて言いつつも、完璧にやってのけるところが、さすがですよねぇ。
最高にロックな演奏のあと、2人のフォークな演奏も聴けて、大満足でした。


ツアーで各地を回って20本目。
確実にバンド感が増して図太くなったローダウン・ルーレッツ、最高にカッコよかったです!!!
若者2人のキャラクターも前面に出てきてて、ちゃんと「バンド」だなぁ、と思いました。
桜井さん、YO-KINGさんがそれぞれソロの時は、残りの3人が仲よさげに見合って演奏してる姿が、なんともいい感じでした。
そして何より、ハルくんと大地くんの繰り出す音に圧倒され、引っ張られ、心が沸き立った!!
2人のグルーブに、真心2人もガップリ向き合って、最高なロックバンドになってました。
特に桜井さんのギターが、今まで聴いた中でも最高にロックで!激しくて!!もちろんテクニックも凄くて!!カッコヨカッタです!!!
いわゆるベテランの域に達しつつある真心だけど、こういうフレッシュなライブもやってくれるところが、大好きです。
ホール公演だけじゃなく、ちゃんと(小さい)ライブハウスでもやってくれるところが、大好きです。
フットワークの軽さは昔からだけど、いつもとても憧れるところ。
25周年だろうと、何周年だろうと、こんな真心をずっと観続けていたいと思います。

9月には「日本中年館」、11月には「マゴーソニック2014」と、秋も楽しいイベント盛りだくさん!!
「マゴソニはサマソニからじゃなく、アマーソニックからきてるんだけど……あまちゃん終わってずいぶん経つのに……コヤブソニックも今年で終わるのに!!」なんて言ってたけど、最終的には「100年後には“ソニック”と言えばマゴソニ、になるくらい続けるのもアリ?」っていうポジティブさ、大好きです(笑)。
イベントは、東京以外でもいろいろ考えているそうなので、ますます楽しみ♪
そしてアルバム!!
今年は楽しみが止まらないですね!!!

by kazumi7311 | 2014-06-30 23:57 | Live Report

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